スタイルコントロール

6.0から追加されたスタイルコントロールライブラリを使うと、Curlのコントロールに"スキン"を適用したり、CSSライクな方法でプロパティを管理できるようになります。

以下は、従来のCurlコントロールを並べたイメージ。


スタイルコントロールライブラリにはデフォルトのスタイルが含まれており、それを使うだけで上記コントロールの外観が↓のようになってしまいます。


使い方は以下の通り。

ライブラリのダウンロード

スタイルコントロールライブラリをCurlのWebサイト(http://www.curl.com/developer/libraries/ja/styled-controls/style-library-intro.php)からダウンロードします。
「COM.CURL.GUI.STYLED-6.0-ja.zip」というzipファイルをダウンロードしたら、解凍して任意のフォルダに保存してください。

プロジェクトに追加

スタイルコントロールを使用したいIDEプロジェクトに、ライブラリのマニフェストへのデリゲートを追加します。
IDEのメニューから「プロジェクト→デリゲート先の追加」を選択し、出てくるダイアログで先ほど解答したファイルに含まれる manifest.mcurl を選択すればOKです。
プロジェクトに COM.CURL.GUI.STYLED という名前のマニフェストへのデリゲートが追加されます。

パッケージのインポート

アプレットからスタイルコントロールのパッケージをインポートします。

{import * from COM.CURL.GUI.STYLED-CONTROLS}
install-style-sheetの呼び出し

インポートしたパッケージに含まれるスタイルシートインストール用のプロシージャを呼び出します。

{install-style-sheet {manifest-url "file", "DEFAULT-STYLE-SHEET"}}

引数で指定されているのはダウンロードしたライブラリに含まれるデフォルトのスタイルシートです。
あとは従来と同じようにCurlのコントロールを使って画面を構築できます。

ドキュメントのインストール(任意)

ダウンロードしたライブラリには開発者向けドキュメント(日本語!)が含まれています。
IDEのメニューから「ヘルプ→ドキュメンテーションのインストール」で、先ほどデリゲートしたのと同様のマニフェスト(manifest.mcurl)を選択すればインストールできます。
ヘルプドキュメントの左側の目次ペインに COM.CURL.GUI.STYLED.6.0 という項目が追加されます。


スタイルコントロールを始めるだけであれば以上のようにとても簡単なのでみなさん是非試してみてください。